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堀 宗凡(茶道裏千家・花守・風流家元)先生、玄路庵でのこと
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35年も前のこと、ひょんなことから、大きな木戸門に、喫茶去と書いた麻暖簾がかかる玄路庵をお訪ねした。
庭の花々は、水遣りされて、生き生きと迎えてくれる。
無駄な動き一つ無い、流れるようなお手前を頂戴いたしました。
私が、尺八で行脚に出かけることをお聞きになってのことでした。
古めかしい、裏の真っ白な足袋に手向けの歌を書いてくださいました。

・・我も見ず 人も見ぬてふ 網代笠 足元に咲く さきがけの華・・

いま、この玄路庵も代替わりして、大改装されています。
自ら立てられたブロンズ像、面影の消え去った中に、ぽつんと残っていました。時の移り変わりに、語る言葉もなく、無常を感じる日でした。2006.9.23。
著書 「茶花遊心」 に詠まれている歌

・・風流の あしもと秘めし この宿は 我一代の 道の姿か・・

 追伸     私は、さきがけの華には、ついに成れませんでした

by jxkuramo007 | 2006-10-03 09:26 |  尺八 よもやま話
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